Library my favorite 4

大好きな本 4
ルピナスさん

バーバラ・クーニー著 ほるぷ出版

「もしも無人島に1冊だけ持って行くとしたら?」よくある質問ですね。もしそう尋ねられたら、私は迷わずにこの本を選びます。息子たちが幼いころに出会って、とても大切なことをこの本から教えられました。人生についてきちんと子どもに語るのは難しいことです。楽しいことだけではなく、病気や老いがあること、そして「孤独」との対峙があること、そんな重いテーマを作者は淡い色調の絵の中に淡々と描きます。「では人は何のために生きるのかしら?」その答もこの本はきちんと用意してくれています。人生はバラ色ではないことを知る年頃の方にも是非読んでいただきたい本。きっと勇気が出てきますから。

comfortable COUNTRY

Entica Stabile著 Ryland Peters &small社

見た目はコンパクトなのに内容はとても豊かな1冊です。どのページもため息が出るほど愛らしくて素敵です。副題にある「peaceful homes inspired by the country」そのもののコーディネート。布の合わせ方、アンティーク家具の美しい使い方。食器もお洒落で。そして何よりも私が心魅かれるのはクッションの使い方です。部屋に様々な表情を与えるクッションたち。その柄合わせや質感はクッションファンの私を虜にします。きっと著者自身もクッションが大好きでいらっしゃるのではないでしょうか?お部屋の模様替えのヒントや花のあしらいかたなど暮らしのテキストがたくさん詰まっています。お値段も手頃でとてもおすすめです!

white hot

Tricia Guild著 

Quadrille Publisaing Limited

インテリアコーディネーターとして世界的に知られるトリシア・ギルドの提言集とも言える本です。既存した色への概念から離れて、感性に導かれた質感を伴う「色」の提案が心地よくて。単一ではない自然の色、特に花々の色に触発されて選ばれたカーテン、家具、食器。そのどれもが新鮮で気持ちがよいのです。インドのシルクの美しさもたいへん大切に紹介されています。ある意味でとてもスピリチュアルなインテリア集とも言えるかもしれません。ところどころに仕掛けられた薄紙のページは「影」の効果をみごとに演出して。見ているうちに色の魔法にかけられてしまうような素敵な本です。

Ophelia's World

Michele Durkson Clise著 Pottter刊

テディベアファンでしたら心がとろけてしまうような本です。表紙を飾るオフィーリアがヒロインです。著者が集めたアンティークのベアたちがいろいろなシーンを彩ります。その個性に合わせたキャスティングもみごとです。けれどもベアファンだけではなくてリボンやカード、デスクまわりのアンティークがお好きな方たちもうっとりなさるのは間違いないほどにふんだんに価値あるマテリアルが使われています。おそらく著者自身が一番楽しんだ本なのではないでしょうか。アンティークは魔物で、出会ってしまったらそこからは違う人生が始まる。そんなことをオフィーリアは語っているような気がします。オフィーリアと著者との出会いこそがおとぎ話なのだと感じてしまうのは私だけではないでしょう。

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